面接をする際、多くのひとは緊張します。もちろん、面接で緊張するのはある意味仕方のないことです。一回の面接で、あなたの人生が大きく左右されてしまうのですから。だからまずは、緊張する自分を受け入れてしまいましょう。転職の面接で緊張するのは仕方のないことだと。
おそらく緊張の原因は、自分自身を査定されているような気分になるからでしょう。
だから、取り繕って自分を良く見せようとすればするほど・・・本来の自分の価値よりも高く見積もってもらおうと思えば思うほど、そのギャップによって苦しみます。
しかし、言葉では理解していてもなかなか緊張をほどくのは難しいものです。
でも、転職エージェントとして長年たずさわる私からいわせてもらえば、転職の面接なんかで、そこまで緊張する必要はありません。適度な緊張感を持つくらいで転職の面接にのぞむことを心掛けてください(・・・と言葉でいっても難しいと思いますが(笑))。
なぜなら、あなたが緊張しているのと同じくらい、実は面接官も緊張しているのはご存知ですか?あまり知られていないですが、実は面接官もかなり緊張しています。そして面接官はその自身にかかる緊張をほぐすため、まず相手に自己紹介や志望理由を求めます(その間に質問を考えます)。
そして、多くの場合、面接官はプロではありません。
あなたと同じように、日々、仕事を抱え、その合間をぬって面接にのぞむ企業人です。そんなプロではない片手間で企業人が面接を担当していることをまずはご理解ください。
では、採用時の面接におけるプロと素人の違いは何なのか。はたから見ると得体の知れないあなたの相手をする中途採用の面接官は一体どんな人物なのか。今回はその違いの話を中心に話していきます。そしてそれを知ることで、あなたの面接における緊張をほぐすことが今回の記事の目的です。
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